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日本トゥースフレンドリー協会は

口腔保健の推進を目的とした非営利団体です。

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国際トゥースフレンドリー協会総会
報告
HEADLINE

2015年2月19・20日 総会報告

日本トゥースフレンドリー協会会長 山田 正

2015年2月20日に国際協会の総会が行われました。まず、総会前日(19日)に各国の代表から活動報告と計画が報告されたが、前日の悪天候のためにトルコ代表は参加できず電話での参加となった。また、韓国の代表の一人も参加することができなかった。


       総会の会場となったホテル



             各国の代表

韓国代表から
 ・キシリトールブームが下火になってきたこと。
トルコ代表から
 ・小冊子をつくり配布していること。
スイス代表から
 ・4百万部の冊子がつくられ広く配布したこと。
 ・すでに学校教育にトゥースフレンドリー教育が取り  入れられていること。
日本代表から
 ・食品表示法の改定があること。
 ・休止中の日本テストセンターに再開に向けた動き  があること。
などの報告がされた。


 左は会長のZimmer教授  右はベール事務局長

翌日(2月20日)、ベール事務局長の司会で総会が開かれた。

・国際協会のLaia Graoが協会のStrategyについて提示し、質が保たれていることの報告
・Zurichテストセンターの検査は、協会を通して行っていること。
・タイのテストセンターが難航していること。
・Ricola社が「マーク」付き商品から撤退したこと。

などの報告がされた。

詳しい報告はこちらへ(PDF) へ




閉会

2013年3月22日 総会報告

日本トゥースフレンドリー協会会長 山田 正

国際トゥースフレンドリー協会の総会が平成25年3月22日(金)、スイス・チュウリッヒで行われました。

 定足数の確認、昨年度の議事要録の確認などのあと、議事に入りました。

議題については、テレメトリーの技術について討論すべきであろうとの提案がありましたが、

山田より、”この技術については、細菌の性質が環境によって著しく変わるので、試験管内での検査は極めて難しく、現在のところ、ガラス電極を使うか、トランジスタ電極を使うしかなく、新たな技術の開発は容易でない”ことを述べた。


 次いで、トゥースフレンドリー協会の市場については、メキシコでの発展が期待されるとの事務局の見解が紹介された。

 テストセンターについては、スイスのセンターを維持していたImfeld教授が定年になったので、トゥースフレンドリー協会より財政的援助を行うことにより、このセンターを維持していくことができる方向にあることが紹介された。また、中国のセンターは試験費用の問題などがあり、その運営がスムーズにいっていないことが、紹介された。ただ、タイのバンコックに新しいセンターが設立される予定であることが本部より報告された。

 トゥースフレンドリー協会の活動については、トルコの市場が伸び、ドイツを抜き、スイスに次いで第2番目の収入があったとのことである。
 Guggenheim教授が国際トゥースフレンドリー協会の会長を辞任したいと表明し、これを受理することとし、会長について選挙が行われた。その結果、会長にはドイツのDr. Zimmer、副会長にスイスのDr. Wiehlが選出された。
      

 写真1
  左)はZimmer新会長、右)はGuggenheim前会長


2013実行計画については、飲料では、酸蝕症が問題となるが、酸蝕症の評価に問題があり、困難はあるが、この改善に努力したいとのことであった。

スイスでは、食塩にフッ素を添加しているが、このフッ素添加食塩に「歯に信頼マーク」をつけることを推進することとした。

 スイスのテストセンターを続けるためにトゥースフレンドリー協会より支援することにした。年に45,000CHFを支払うことにした。また、タイのテストセンターについては、国際トゥースフレンドリー協会を通して検査を申し込むことを検討することとした。
 
 
  写真2 会議後の会食風景